こんにちは!助産師ママ、りんです❣
今回の記事では、このブログを立ち上げようと思ったきっかけである『私の妊娠中の適応障害』についてお話します。
(適応障害発症のきっかけについて詳しくは初投稿記事『助産師新米ママが妊娠・出産・育児をレポ⁉』をご覧ください)
適応障害 発症から現在まで
適応障害の発症
適応障害発症時、私は妊娠17週でした。
私の場合、まず初めにあった症状は『ちょっとした出来事ですぐに泣いてしまう』、『仕事前夜の入眠困難』、『出勤前の動悸』でした。
出勤前日の夜は仕事のことが頭をよぎり、眠れない、出勤前は家を出る時間が近づくにつれ動悸がするようになりました。
それらの症状を感じながらも出勤していたある日、通勤電車内で仕事のことを考えると涙が止まらなくなり途中下車。
その日をきっかけに休職し、退職することとなりました。
心療内科受診
電車を途中下車した日、自分でもこれはメンタル的にまずいと思い心療内科を検索。
でもどこの心療内科の予約可能日は1か月先。その中でも次の日予約が取れるクリニックをなんとか予約することができました。
メンタル的にしんどいかもしれない、と思う方は早めに心療内科の予約を取っておいてもいいのかもしれません。
心療内科での受診は以下の流れでした。
問診表の記入→心理士さんとの面談(症状についてやその症状に至るまでの経過)→うつ病スクリーニング検査→医師の診察→お会計
心理士さんはこちらの話を上手く汲み取ってお話を聞いてくれるのでとても話しやすかったです。
うつ病検査でうつ状態の結果でしたが、私の場合はこのような状態になった原因がはっきりしているため『適応障害』と診断されました。
医師からは、まずはストレスの原因となっている職場と距離を置くためにお仕事をまず1か月休職することを勧められ、診断書をもらうことになりました。
内服も治療手段としてあるようでしたが、妊娠中であることからなるべく避け、もし必要であれば妊娠中でも影響のない漢方を使う方針に。
1週間後に再度受診することになり、予約して心療内科受診は終了しました。
帰宅後、職場へ連絡し1か月間休職が決定しました。
休職中
休職後は、毎朝出勤していた頃の時間になると動悸が起こるように。
休職から1~2週間は朝の6~9時頃までの動悸を乗り越えたあとは、日中ずっとソファに横になってふとした時に涙が止まらない日々が続きました。
休職2~3週間目以降も1~2週間と変わらない状況に加え、入眠困難、やっと夜中2時に寝付いたのに4時に中途覚醒してもう眠れず、昼間だるくて動けない、だるさから入浴も2日に1回がやっとでした。
休職期間中は2週間に1度受診し、休職から3週間のとき医師とも相談しながら漢方と睡眠薬を内服。
睡眠薬を内服し始めはあまり効果がなかったのですが、容量を少し増やしたことで入眠困難と中途覚醒は改善されました。
とても悩みましたが2か月間の休職後、退職しました。
しかし睡眠は改善されても、日中動けないのは変わらずでした。日中活動ができるようになり、睡眠薬がなくても眠れるようになったのは、里帰り出産のため地元に帰りさらに仕事とは全く無関係の環境に身を置けるようになってからでした。
出産後と現在
出産前には朝の動悸や不眠は改善され、日中涙が出る、毎日入浴できないなどの症状はなくなり、産後も特に症状は何もなく落ち着いていました。
産後4ヵ月経過した今現在も月に1回の通院を続けてはいますが内服などはせず落ち着いて過ごせています。
いま思うこと
適応障害になるまで、私は自分のことを我慢強いタイプだと思っていました。
これまでもっと大変だったことはたくさんあったし、それを乗り越えてこられたと自負していたからです。
適応障害を発症するに至った仕事のストレスも、正直これまでに経験したストレスの中で1番!というわけでもありませんでした。
しかし妊娠中であったこと、プライベートでの出来事など、同時期に複数のことが重なり適応障害を発症しました。
この経験から、どんな人にも自身を取り巻く状況が変わったり、出来事が重なればメンタルの健康を崩す可能性はあるということを身を持って実感しました。
私のような妊娠中に適応障害になる例は多いものではないかもしれません。
でも、妊婦さんやそうじゃない方にも自分のメンタルは大事にしてほしいな、と思います。
そして、疲れてしまったときや出来事の内容以上に強いストレスを感じたときは休んだり、誰かに相談したり。無理せず心療内科を受診しても良いと思います。
なにより、ご自身の心と体を大事にしてほしいです。
長くなりましたが…
まだブログに慣れていないこともあり、読みづらい文章でしたが、誰かの役に立てれば嬉しいです。
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